(パリ=飛田正夫)24日、ニューヨークで開催されている国連安保理でシリアの爆撃即時停戦を常任理事国15カ国が全員一致で決議した。シリアを支援してきたロシアはこれまで11回の拒否権行使でシリアの独裁者アサド(Bachar el-Assad)を擁護してきていた。今回のアサドの爆撃が病院や子供を爆撃した非人権的なもので国際世論の厳しい批判を浴びたことでロシアが急遽対応を変更した模様。しかしながらこの3日間の国連交渉の間にもシリアの独裁者アサドの爆撃が続いたのであり、そのことをアメリカはアサドに殺害を許す時間稼ぎをロシアがしたのだと批判している。ダマスから数キロにあるゴータ・オリエンタル(La Ghouta Oriental)で22日の爆撃をさせてしまったと言っている。この一週間でアサドによる爆撃で500人ほどが死亡し、その内の127人が子供であるという。FRANCE24.comが21時のニュースで報道している。(フランス時間;24/02/2018-22:17)
https://senego.com/lonu-adopte-a-lunanimite-resolution-cessez-feu-humanitaire-delai-syrie_646967.html
http://www.lemonde.fr/proche-orient/article/2018/02/21/en-syrie-tragedie-humanitaire-dans-la-ghouta-orientale_5260263_3218.html