2011年4月18日月曜日

ロンゲ仏防衛相 アフガニスタン訪問で 仏介入戦争の泥沼化と1080億円経費の超過も髣髴 

2011年2月27日に内閣改造でアラン・ジュッペ防衛相の後任に就任したジェラール・ロンゲ(Gérard Longuet)氏は仏軍4000人が活動するアフガニスタンを数日間訪問する予定で4月17日に現地に到着した。予定では今から2014年末までには総ての軍隊をアフガニスタンから退却させることになっている。しかしロンゲ防衛相はジャーナリストの質問に答えて、リビアのカダフィ大佐との戦いが長引くことや泥沼化すること。コートジボワールでのフランス軍の介入でも出費がかさむことを話した。

ロンゲ防衛相の主張に反し、リビアの戦争をサルコジ大統領と2人で構想して開始したといわれる哲学者のベルナール・アンリ・レヴィ氏はりビアから帰国した数日前にテレビに出演して「戦争は泥沼化はしない」と発言していた。

2011年度の海外戦闘予算は9億ユーロ(約1080億円)だがその内の5000万ユーロ(約60億円)は国連が返済してくれることになっていると発言した。

海外戦闘予算については現在はこの枠内でいるが、しかし戦争が泥沼化して長引けば変わってくると発言しフランスの戦争の長期化を臭わせている。それで何か得くすることでもあるのだろうか。

(参考記事)

Longuet: la guerre en Libye "risque de durer" - actualités voila: "Mais aucun pays européen n'a répondu à cette demande."