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2012年4月10日火曜日

レバノン首相が、シリア体制のジャーナリスト殺害を非難

9日、レバノンのヒズボラ政府ナジブ・ミカチ(Najib Mikati)首相は連合国のシリアにたいし国境で殺害されたリビアのジャーナリスト・カメラマンへの暴挙を許せないとして調査を要求し責任を追及した。しかしミッシェル・スレイマン(Michel Sleimane)大統領は隣国のシリアへ気を配って遠慮している模様だ。

過去の友人も 今では独裁者アサドやカダフィを批判



独裁者アサドやカダフィを許してきたことが今になってやっと避難されてきている。フランスでは大統領選挙を前にして、フランソワ・オランド社会党大統領候補はサルコジ氏との相違について話し、大統領としての一貫性が必要だとルモンド紙fr.(3月29日)のインタビューに答えている。

2012年4月9日月曜日

仏のマリ国連介入要請は トータル石油の利権から 情報不足の中で新たな紛争を想定


フランスの4月3日の国連への呼びかけはなんだったのか?現地で仏のトータルが石油発掘をしているためだったのか?アラン・ジュッペ外相(前防衛相)はマリ北部でのイスラム主義の反政府武装勢トゥアレグとマグレブ諸国のアルカイダ(Aqmi)とが連盟しマリを占領することもあり得るとしてこれに対抗する行動を国連に3日要請していた。フランスそのものは現時点では軍事介入を否定した。しかしフランスはコートジボワールの場合でもリビアの場合でも必ず国連や欧州連合、北大西洋条約機構軍(NATO)などの国際社会組織を先に立てて事件紛糾の後で軍事介入してきたことを忘れてはならない。それはそこにフランスの利権が隠されているからである。マリの場合にはトータルの石油であることはまちがいない。一方、大統領選挙でのサルコジ候補支援のためにフランス国内でのイスラム主義対策とマリ北部でのイスラム主義をテロリズムのイメージに二重写しにしてその効果を狙ったものだとも考えられる。

2012年4月2日月曜日

トゥールーズ連続テロ殺害事件 仏特殊警察の「操作」「片付け」をアルジェリア人弁護士が告訴

フランス南西部地方で起きた3月中旬のモントーバン・トゥールーズ連続テロ殺害事件で計7人の犯行者となったアルジェリア人青年モハメッド・メラ(32歳)は、フランス警察のエリート部隊である特殊警察の32時間に渡る長期介入の末にトゥールーズの自宅で殺害された。が、これを同青年の父親は、「片付けられた」として仏裁判所を訴えていることが1日に明らかにされた。近く弁護士がフランスを訪問する。

2012年3月13日火曜日

サルコジ仏大統領候補、ビルパント講演で「助けて」と、支持を極右派に求め

大統領任期の5年間でなぜやらなっかったのかの回答を避けて、欧州財政危機の恐怖を大きく扇動した12日のパリ北近郊ビルパントでの与党政権国民運動連合(UMP)のミーティングで結果的に2012年のフランス大候補を3月初旬になってから宣言したサルコジ大統領が求めたものは、「助けて欲しい」と集まった支持者に対して発言したことであった。対抗候補のフランソワ・オランド社会党前書記長に大きな差をつけられている現状では、今週末までに極右派の国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペン候補が大統領選挙出馬に必要なフランス全国の市長500人以上の支持が得られない場合には、その FN の支持票がサルコジに集まることが予想される。それを狙ってのサルコジの ビルパントでの講演であったと見られる。

2012年2月6日月曜日

ゲアン内相の「仏文明優越」論に潜む「戦争の危険」 社会党ロワイヤル議員が批判

 5日、仏社会党(PS)のセゴレーヌ・ロワイヤル・シャラント・マリチーム地方審議会議長(2007年の大統領候補)はゲアン氏の発言は意識的にわざとなされたもので、危険なものだと指摘している。その理由は、「文明の衝撃の裏には戦争があるからだ」とセゴレーヌさんはフランス国営放送テレビ3チャンネルの番組(12/13)に招待されて発言した。「我々は戦争を欲しているのだろうか?」「我々はそうではないし、文明のショックを欲してない。我々は総ての文明に於いて誰もが同じ価値を保証されるという普遍性を欲しているのです」と発言し、「そこには共通の普遍的な、人を殺さない、周囲の人を尊厳するなどの10ほどの価値がある」として、ゲアン氏のフランス文明優越の独善性を批判している。6日朝のルモンド紙fr.が詳しく報道した。

2012年1月12日木曜日

ナチスドイツ加担下のルノー自動車国営化に、子孫の資産要求裁判は敗訴

第2次世界大戦中にナチスドイツに協力したとされるルイ・ルノーの子孫がフランス国がルノー自動車の資産を取り上げたことに抗議して裁判を2011年4月におこしていが、11日、パリ大審院裁判所はルノーの子孫側の敗訴を判決した。しかしこの裁判の判決を不服として子孫側は上訴を決めたと弁護士が発表した。

仏A2のジャーナリストなどシリアのオムスで死者7人、負傷者25人

11日、シリアのオムスで爆発物に当りフランス国営放送テレビA2所属のジャーナリストのジル・ジャクィエー氏死亡した。ジャーナリストのグループはシリアのバッシャール・アサド大統領への政府抗議が開始された高名な場所であるオムスでA2のルポルタージュ・テレビ番組「特派員」のための取材をしていた。他に死亡者は7人あり負傷者は25人と報告されている。


2012年1月5日木曜日

対日本円で99円台、ユーロ圏、特に仏のソブリン格付け評価の下落が必須

5日、欧州の借金危機が心配されている中で新年初めからユーロ値は再び降下が続いて対日本価格ではユーロは1ユーロが4日22時ごろには99.09円まで落ちている。メディアはフランスのソブリン格付け評価が下がることを危惧する報道をしている。4日のフランスの新聞(20minutes)によると、ソブリン格付け会社の特に、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がフランスの格付けを下げることが必須と見られているという。

2011年12月27日火曜日

アルメニア人大量殺戮の歴史認識を仏がトルコに要求、仏軍のアルジェリアでの犯罪行為も問題化



26日、フランスにおける100ほどのアルメニア人ディアスポラ(離散定住集団)者に関係するインターネット・サイトが、トルコのナショナリス集団(Millikuvvetler)により犯行声明があって、サイト乗っ取りの海賊行為の被害にあった。サルコジ大統領がアルメニア訪問でトルコを国際社会の歴史的認識を学ばせるのだとしてアルメニア人大量殺戮(ジェノサイド)をトルコは認めるべきだと糾し、フランス議会で虐殺を認めない者を取り締まる法案化を彷彿させた。これに対するトルコの答えは厳しいもので、フランスこそ過去のアルジェリア人大量殺戮を認めるべきだとして両国の政治・経済的関係が一挙に過熱し決裂化している。

こういう状況になることを心配して先日ドミニク・ド・ビルパン共和国の連帯議長(元首相)が、サルコジ大統領のやり方がまずかったことを指摘している。アルジェリアで仏軍が犯した殖民地の犯罪を考慮する、フランス政治のあり方を示した。

サルコジ氏は人気がなく来年の大統領選挙戦の闘いが思うように行かない中で、極右派の国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペンの指示票をどうしても欲しいのである。そのために右傾化の政治を試みているようだ。しかし選挙の得点のためにもしこのような重大なジェノサイドの人民の悲惨の歴史的記憶を政治に利用することがあったとしたら、それはまたく恐ろしいことだ。

被害にあったサイトでは特に与党政権の国民運動連合(UMP)のベルナール・デェピェールの政治サイトなどがあるという。乗っ取られたサイトでは、フランスの政治がアルメニア人大量殺戮に合奏していると厳しい批判が出されている。

一方で、アルジェリアではフランス軍人がアルジェリア人を殺害しアルジェリア人女性を強姦したとメッセージを送っているという。

UMP議員のバレリー・ボワイエ氏がサルコジ氏がアルメニア訪問で彷彿させた政府の見解に同調した提出法案が21日に下院で採決されてトルコの怒りを引き起こした。同氏のネット・サイトは乗っ取りがなされた。同氏は、「私は自分のルソーソシアルで罵詈雑言の被害に会い、強姦と殺害の脅かしにあっている」といっている。



【関連記事】



2011年12月17日
16日、トルコのレジェブ・タイップ・エルドアン首相はサルコジ大統領への直接の手紙の中で、トルコのアルメニア人大量殺戮を弾劾することを狙った法案を採決させれば、フランスとの間の政治、経済、文化などあらゆる分野で重大な結末を招く ...

2011年10月11日
仏のアルメニア人大量殺戮法案に、トルコのエルドアン首相が手紙でサルコジ大統領に反論 · サルコジ周辺の大物が次々と取調べ、カラチ仏人殺害テロの解明へ · チュニジアで焼身自殺の青年が死亡 失業、職の不安定を訴えて 抗議・暴動も ...


2011年10月07日
仏殖民地政策7日、サルコジ大統領はアルメニアのエレバン(Erevan)にある1915年のアルメニア人大量虐殺の記念館を同国のセルジュ・サルキジアン大統領とともに訪問した。トルコに対して歴史を回顧して大量虐殺を認めるように喚起した ...



2011年5月04日
仏社会党の提案で推進され2006年に衆議院で可決していたアルメニア人大虐殺を否認し圧力を加える者への取締り法案は、5月4日午後、パリのルクセンブルグの上院の審議ではフランス政府側は「受け入れがたい」として、196対74で ...





【参考記事】

2011年12月26日月曜日

ビルパン元首相がサルコジ大統領のアルメニア大量殺戮トルコ要求にコメント

25日、ドミニク・ド・ビルパン氏は共和国の連帯議長(元首相)で2012年度の仏大統領選挙候補者である。サルコジ大統領のアルメニア訪問での講演は大量殺戮(ジェノサイド)の歴史をトルコに承認させる要求発言であった。フランス国内でこの歴史を否定する者(ネガショニスト)に刑罰を科す法案を与党は提出していたがこのほど下院で可決した。これにド・ビルパン氏がコメントした。

2011年12月22日木曜日

ジブチ「仏判事殺害」事件、仏軍人の証言暴露で、遺族が国家機密の開示要求



フランス軍隊はベルナー・ボレル(Bernard Borrel)判事が旧フランス領のジブチで1995年10月19日に殺害された少し後で、ジブチ警察の盗聴を介してその事実を知っていたことが当時ジブチに配属されていたフランス兵が証言していることを、仏国営ラジオ・フランス・クルチュールが21日に暴露した。仏国営ラジオ・フランス・アンフォはほんの少しだけ伝えた。

2011年12月18日日曜日

仏のアルメニア人大量殺戮法案に、トルコのエルドアン首相が手紙でサルコジ大統領に反論


16日、トルコのレジェブ・タイップ・エルドアン首相はサルコジ大統領への直接の手紙の中で、トルコのアルメニア人大量殺戮を弾劾することを狙った法案を採決させれば、フランスとの間の政治、経済、文化などあらゆる分野で重大な結末を招くことになるので、注意するように書き送っていたことがトルコ側の公式情報からわかった。

2011年12月17日土曜日

ドミニク・ストロスカーン氏が中国経済フォーラムに出席し講演

今日17日、ドミニク・ストロスカーン(DSK)氏は中国を訪問し35分間に渡る講演をした。これは中国のネット・グループ(NetEase)の組織したフォーラムで、テーマは「世界経済と中国経済の成長展望」というものだ。会場には45人以上の有名な世界の経済学者が出席した。

16日にベルギーでトリプルAAA喪失、フランスは国立統計経済研究所が「景気後退」宣言

16日、世界に3つあるソブリン格付け評価付け会社の一つであるフィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)はフランスのトリプルAAA評価を下げてはいないがフランスの評価付けは長期見通しでは不安定なものになっていることを宣言した。同じ16日にはインセ(INSEE、フランス国立統計経済研究所)の発表で、フランスが連続6ヶ月に渡り経済成長がマイナス成長で赤線以下を示し後退期に入っていることが宣言されたが、この方はむしろ問題を縮小化する方向での報道がなされたようだ。

2011年12月16日金曜日

シラク前大統領に執行猶予付き2年の刑期判決

ジャック・シラク前大統領(79歳)は15日午前中に、90年代のパイ市長時代に架空職員雇用詐欺疑惑事件で信用濫用と公共財濫用が問われパリ軽罪裁判所から執行猶予付きの2年の刑期の判決が下った。

フランスの大統領としては初の刑務所入り判決は歴史に残るものとなった。シラク前大統領(79歳)は裁判の上訴はしないことに決めているが、自分はいかなる不法な行為もしてないと主張し続け判決それ自体を否定し抗議している。シラク前大統領の裁判が20年後に判決が下ったのには次のような背景がある。

フランスは第二次世界大戦の荒廃と混乱の再建の中でドゴール将軍が第五共和制の大統領権限を強化した。大統領は在職期間は裁判ができないことや、防衛秘密として多くの犯罪や詐欺があった場合でも、情報資料の開示を拒否できる大統領特権をもうけた。その非常時の大統領特権が戦後の現在まで続いていた。

最近では現役大統領だけの機密保持だけでなくその周囲の者たちも同様な国家機密保持の特権の恩恵を受けられるような流れが出てきている。そのためにますます国家権力中枢に不透明な部分が多くなっていた。

ヨーロッパエコロジー・緑の党(EELV )の大統領候補であるエバ・ジョリ欧州議員は15日のフランス国営放送テレビA2で語り、現在のサルコジ大統領周辺でくすぶっているカラチ潜水艦売り込み仏人殺害事件や、リリアン・ベッタンクール政治資金受け取り事件などの一連の疑惑事件も、この大統領特権のベールによって真実が隠れているとしてその開示を要求している。

シラク氏はサルコジ氏とは派閥を異にしている。ドミニク・ド・ビルパン元首相が仏大統領選挙に立候補することが決まったために右派からの仏大統領選挙立候補者はサルコジ1人だったのが、サルコジ氏へのけん制がここにきて破れ、急激に膨れ上がっている。

フランス国営放送テレビA2などでは、極右派の国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペンを同じ右派として括って見せていて、その数は6人を数えたとしている。しかし、いくら右派だとしても、極右派マリーヌ・ル・ペンの顔写真を右派として一緒に丸抱えで掲載することはどうかと思える。それは決戦投票ではサルコジへ票として数えられると踏んでのことなのか。

ジャック・シラク前大統領は15日午前中に、90年代のパリ市長時代に架空職員雇用詐欺疑惑事件で信用及び公共財濫用が問われていたがこのほど、パリ軽罪裁判所から執行猶予付き2年の判決が下った。


シラク前大統領はサルコジ大統領と異なり、相撲が好きで日本びいきであった。毎年のポート・ド・ベルサイユで開催される農業物産展でも必ず訪れて人々の人気の的となっている悪いことをしてもあまり恨めないどこか、右派の大統領だが庶民的な素顔があった。

【参考記事】

2011年12月15日木曜日

フランス航空は2012年に退職2000人で経営の縮小化、赤字路線の廃止も

フランス航空(AF)-オランダ航空(KLM)は今後3年間で8億ユーロ(約840億円)の経費削減策を打ち出した。最も赤字の路線は廃止するが、航空路線の変更はない。しかし、最良路線でも1本~2本の便が廃止されるという。2002年度は2000人の従業員の退職を予定している。新規採用は無いことを15日の仏経済紙トリブューンが掲載する。

2011年12月8日木曜日

仏社会党、EU域外外国人の「地方選挙権」承認案を上院提出

8日、フランスの上院議会で先週から論議されている欧州諸国以外の仏在住外国人の地方議員選挙権(投票権)を認める法案が社会党(PS)によって提出される。左派が大多数を占める上院で審議されるてめに、フィヨン首相が来て政府の移民選挙権を認めない立場を擁護するという。しかし欧州諸国の多くは同域内外国人の参政権は欧州議会選挙と地方地自体では認める方向になっている。フランスは来春の大統領選挙を前にしているために、外国人参政権を認める問題は、外国人や移民を嫌う右派の格好の票集めの目玉になっているようだ。


【関連記事】



フラネット(パリ通信)Télégramme 2011.12.08

2011.12.08 フラネット(パリ通信)Télégramme

▼ロシアは先週末の下院選挙の不正操作を訴える抗議デモが続いている。7日にで90年のノーベル平和賞受賞者ミハイル・ゴルバチョフ初代ソ連大統領は選挙のやり直しを組織することを提案した。反政府抗議デモではモスクワとサンクトペテルブルグ(旧レニングラード)で多くの逮捕者がでている。 
▼12月8日にコンゴ(旧ザイール)の大統領選挙の結果が発表されることになっていたが電子機器の関係で48時間の遅れが出る模様。現大統領のジョゼフ・カビラ(コンゴ・ザイール解放民主勢力連合ADFL)が優勢だと経過が報告されカビラ氏が49%、野党のエチエンヌ・チセキディ氏は39%となると予想されているが、反対派はこの数字を拒絶している。12月6日で大統領任期は終了したはずだが、委員会はこれを延期させ、12月17日に最高裁判所が新大統領を宣言するまでカビラ氏が大統領権を行使することになった。フランス政府は大統領選挙の各投票所ごとの開票結果を公表するように委員会に要請し、各政党の静粛な責任ある対応をするよう求めている。カビラ氏への抗議で、262人が逮捕されて大きな緊縮をはらんできている。
▼コートジボワールは11日の議会選挙を前に、人々の緊張感は高まっている。7日にロケット弾が国会付近の大通りで撃たれて3人が死亡した。現在、国際刑事裁判所(ICC-CPI ) で裁判にかけられているバグボ前大統領支持者側とワタラ現大統領支持者の騒乱が今も続いている。ICCではバグボ氏はワタラを支援した仏の戦闘専門の特殊部隊リコルヌLicorne)が介入したことを批判する証言をした。
▼7日、フランソワ・バイル議長の民主運動(MoDem)は2012年の仏大統領選挙への立候補を宣言した。同氏が3回目の立候補となる。
▼7日、シリアのバッシャール・アサド大統領は、米国のABC・ニューズ・テレビのインタビューに出演して答え、驚くことに、政府抗議の市民殺害を自分は命令してないと宣言した。国連はシリアの反体制デモで殺害されたのは4000人になるだろうと言っている。しかもアサド氏によると、殺害者の大多数は、反政府デモ側ではなく政府側にあったと証言している。
▼8日、ブリュックセルの欧州議会では、政府発行の外貨建て国債や政府保証債の元本や利子支払いの安全ランクを示すソブリン格付け評価は、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によって悪化していることが指摘された。欧州諸国のトリプルAAAが脅威にさらされていることで会議を開く。特に欧州大手のナティクシス銀行やBBCE銀行、BNPパリバ銀行などが心配されている。ドイツのメルケル首相とオバマ米大統領との
7日の電話でも取り上げられた。米政府は欧州が財政危機を解決する能力がないでいることを非常に心配しているという。
▼8日、フランスの上院議会で先週から論議されている欧州諸国の仏在住外国人以外の地方議員選挙での投票権を認める法案が社会党(PS)によって提出される。左派が大多数を占める上院で審議されるてめに、フィヨン首相が来て政府の移民選挙権を認めない立場を擁護するという。しかし欧州諸国の多くは同域内外国人の参政権は欧州議会選挙と地方地自体では認める方向になっている。フランスは来春の大統領選挙を前にしているために、外国人参政権を認める問題は、外国人や移民を嫌う右派の格好の票集めの目玉になっているようだ。
▼7日、政治家暴露の専門週刊紙カナール・アンシュネは、仏政府は米国のベンタゴンに相当する防衛省の建物をパリ西部のバラー付近に建設する予定で、建設会社大手のブイグ社には、正式な一般オファーが出されない前に、委託書が渡されていたというもの。カナール・アンシュネの暴露で、政府のブイグへの好意主義と汚職の疑惑が起こっている。7日夜の、フランス国営放送テレビA2に映ったランゲ防衛相は全然問題など無いといった感じで早足で去り、ジャーナリストの質問をかわしていた。いまのところ、ブイグ側はコメントを控えている。
▼仏国営ラジオ・フランス・アンフォの質問で、フランスの誇る戦闘機ラファールが外国に依然として全然売れてないためにダッソー社は生産をストップするらしい。サルコジ大統領が毎回外国訪問で注文をとってきたとメディアで大々的に報道され、その契約価格が莫大であると話題になっていた。同様な理由から米国製の戦闘機に価格競争で負けていたという。しかしフランスの戦闘機はリビアやコートジボワール、アフガニスタン戦線で大活躍し莫大なフランスの借金の原因ともなったようだ。
▼8日、リビアのムアマル・カダフィ大佐の息子で事業家でサッカー選手のサディ・カダフィ氏(42歳)は、メキシコ政府の逃亡網工作によってメキシコへ逃げたことが同政府の宣言でわかった。同氏は国連によって外国への渡航が禁止されていた。

2011年12月3日土曜日

カダフィ大佐の娘の訴え、NATO側を「戦争犯罪」で国際刑事裁判所(ICC )に訴えると以前に宣言


Interview de Aïcha KADHAFI diffusée le 30-06-2011 par inet
※ (動画がブロックしている場合や削除されている場合には、↓こらの箇所からご覧ください)
http://www.dailymotion.com/video/xjms9o_interview-de-aicha-kadhafi-diffusee-le-30-06-2011_news


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現在問題になっているコートジボワールでの大量殺戮でバグボ前大統領と新大統領のアラサン・ワタラ(Ouattara)が共に、オランダのハーグの国際刑事裁判所(ICC-CPI )に訴えられているが、2011年11月末になって国際社会の働きかけからか、バグボ側の裁判が急激に進んでいる。デイリーモーション(Dailymotion)版ではこのICC-CPI にフランスを訴えるとアイシャさんが触れている箇所がビデオの最後の方に掲載されている貴重な記録なのでここに掲載した。

中でも、アイシャさんはフランス人空爆パイロットの心境を想像して語り、「サルコジはリビア人を殺せば殺すほど大統領選挙で勝利できる」と考える大統領を喜ばせたいのだろうか?というくだりは彼女の真意が語られていて圧巻だ。

インタビュー終了まぎわには、殺害された弟の写真や北大西洋条約機構軍(NATO)の爆撃で殺害されたリビア市民の写真を提示させながら、アイシャさんは「フランス人の弁護士を立ててリビア人殺害と自分の5ヶ月になる子供のNATO爆撃殺害を、ICC-CPI に戦争犯罪で訴える決意を語っていた。また自分の父親のカダフィ大佐がICC-CPI で裁かれることは信じられないことだとも語っている。

現在、これらの動画の版が一緒に見られないのは残念である。アイシャさんを6月29日夜に、首都トリポリで直接に取材したフランス国営放送テレビA2特派員サマ・スーラさんのインタビューは、フランスでの放映は30日夜のニュースで報道された。


  1. Dailymotion - Interview de Aïcha KADHAFI diffusée le 30-06-2011 ...

    www.dailymotion.com/.../xjms9o_interview-de-aicha-...27 sept. 2011 - 4 mn
    Interview de Aïcha KADHAFI diffusée le 30-06-2011.






Interview d'Aïcha Kadhafi sur France2 30/06/2011 - YouTube

www.youtube.com/watch?v=XLGvA0nBKUo30 juin 2011 - 4 mn - Ajouté par LeFlorentin
Interview d'Aïcha Kadhafi sur France2 30/06/2011. LeFlorentin 78 videos. Subscribe Alert icon Subscribed ...


カダフィ大佐の娘アイシャ・カダフィさん(35歳)の重大な発言を紹介する。アイシャさんはどうしてサルコジは私の父や兄を殺そうとするのかわからないと、フランス軍パイロットの空爆をその婦人や母親たちに問い糾している。私はすでにこの空爆で息子の一人を失った。婦人たちのパイロットたちは、リビア側市民を守らない。彼らは私の子供たちや私の人民を殺害している。それはどうしてなのか?リビア人を多く殺せば、来年の大統領選挙でより勝利できると信じているサルコジを満足させるためなのであろうかと語った。(JST  11/07/03/10:20)



フランス国営放送A2のリビア特派員サマ・スーラさんが2011年6月29日夜に首都トリポリで直接にインタビュー取材したものでフランスには30日夜に放送された。


アイシャさんはフランスで勉強をしていてフランスのすべてを尊敬しているが、どうしてサルコジ大統領が急に、父や兄を殺そうとするようになったのか理由がわからないと弁護士の彼女はA2のインタビューで発言した。

カダフィ大佐の国外退出要求に関しては、あなたがたは父親にどこにいけというのだろうか?ここが父の国であり、彼の国土であり、彼の人民である。父親はリビア人民のガイドであるといっている。

みなさんが理解できないことの一つに、私の父親はガイドであり象徴なのだということがあるのだと繰り返し述べている。

アイシャさんは大リビア・アラブ社会主義人民ジャマヒリヤ(人民主権の直接性民主主義国家)でのカダフィ大佐が公職権力をもたないことを語ろうとしたようだ。インタビューはチュニジアを祖国にもつサマ・スーラさんによってなされたがフランス語の翻訳がついた。

追記:2011年12月3日に当初から本稿に掲載されていた動画(www.youtube.com/watch?v=XLGvA0nBKUo)が削除された。そのために(http://www.dailymotion.com/video/xjms9o_interview-de-aicha-kadhafi-diffusee-le-30-06-2011_news)の動画を配信した。この版では現在問題になっているオランダのハーグの国際刑事裁判所(ICC-CPI )のことが触れられた貴重なものだ。そこで愛車さんはフランス人の弁護士を立ててリビア人殺害をICC-CPI に訴えることが述べられている。また自分の父親のカダフィ大佐がICC-CPI で裁かれることは信じられないと語っている。

現在、この二つの版が一緒に見られないのは残念である。


【参考記事】

カダフィ大佐の娘の訴え サルコジはどうして父や兄を殺そうとするのかわからない


http://franettese.blogspot.com/2011/07/blog-post_1844.html