2011年4月18日月曜日

在仏コートジボワール人は バグボを支持しパリで抗議デモ サルコジとワタラを批判 

4月17日午後、パリ東部の共和国広場でコートジボワールのロラン・バグボ前大統領を支持する3000人ほどが抗議した。デモはコートジボワールの国旗をなびかせてフランスのコートジボワールへの「内政干渉」を批判した。 「誰が我々の大統領なのか?」 などと叫んで共和国広場を夕刻16時30分に出発しさらにパリの東に位置するナッション広場まで行進した。機動隊の監視の中にデモは21時頃に終了し騒動はなかったとフランス通信(AFP)は報道した。

バンドロールには「フランスのアフリカ人組織はコートジボワールの正当で合法な大統領を支持する」と書かれてある。

フランス特殊部隊(Licorneリコルヌ)を批判するスローガンとサルコジ大統領と国際社会が承認するアラサン・ワタラを揶揄して「我々はコートジボワールが解放されるまで闘う」と、また「彼等はコートジボワール人民を破壊している最中だ。彼等はバグボ大統領邸宅を破壊した」などとデモ開催の責任者の一人は発言している。 

「たとえコートジボワールの国連軍(ONUCI)とフランス軍隊の兵力が強力であっても我々は抵抗する決意である」 「我々の決意は絶対に動かない」と、コートジボワール抵抗審議会(CRI)の中心者アベル・ナキ氏はいっている。 

ロラン・バグボ前大統領のパリの相談役であるアラン・トウッサン氏はサルコジ大統領の友人のアラサン・ワタラの同盟とフランス政府の不当な口出しを批判した。


(参考記事)
1.200 partisans de Gbagbo manifestent à Paris - Europe1.fr - France