2011年4月28日木曜日

焼身自殺のフランス・テレコム社員 「非人間的管理」を「遺書的手紙」で批判

4月27日にフランス南西部ボルドー市に接するメリニャックのフランス・テレコム社員が焼身自殺をはかった事件で、28日社員が残した6頁にわたる長い手紙が発見された。2009年9月18日に送られたもので手紙の題名は「雇用主と主な株主への公開質問状」というものであった。

2年前に書かれていたものだが死因の究明に重要な意味があるとされている。

その中でフランス・テレコムの管理や非人間的な幹部の態度を批判していると「ラジオフランス・アンフォ(France Info)は28日昼過ぎに報道している。

同地方の新聞社でボルドー市内の中心部サンカトリーヌ通りに近い「南西部新聞」では、6頁の手紙文からインターネット新聞メディアパーが抽出した「自殺が残された解決」という一文を引用している。

手紙では、「2年後にはまた同じ問題を繰り返すことになる」、「定年か自殺かとうことで問題は解決される」などとこの手紙の暗示するところは多い。

手紙が書かれた頃は2008年からのフランス・テレコム社員の自殺増加が問題になっていた渦中であった。

(参考記事)
ouest-france.fr - Le salarié qui s'est immolé par le feu avait écrit à sa direction - Faits divers