2011年4月9日土曜日

ボルロー元エコロジー環境相が与党の国民運動連合(UMP)から離脱宣言

4月7日、ジャンルイ・ボルロー議員がフランス現政権与党の国民運動連合(UMP)から離脱することを決意した。同氏は6日夜のテレビ番組に出演してジャーナリストのアラン・デュアメール氏から何時UMPを離脱するのかと追求されて口に滑らしていたもの。これがサルコジ大統領の出馬を不運にするのではないかとの疑問がある。

ボルロー氏はヒューマニズム、社会、エコロジー、共和主義を標榜し右派の多様性を広げるとの考えを示している。これはUMPの傾向とよくにていて焦点が定まらないという性格が指摘される。

ボルロー氏はエコロジー・持続的開発相(環境相)を務め気さくなおじさんタイプで市民から人気がある。フィヨン第4次内閣では大臣の席がなかったためにラジカル党(Partir radical)を結成し議長になっていた。これにラマ・ヤッドスポーツ担当閣外相(前外務省人権関係国家書記官)などが合流した。