セシル・デュフロ欧州エコロジー・緑の党(EELV)書記長は「わたしたちはフランス市民の考えが政治家よりも早く急速に変わることを予測していたのが証明された」と宣言している。
それは、3月21日の仏経済紙「レゼコー」は、フランス電力(EDF)が調査会社TNSソフレスに依頼して仏原発基地に関するフランス人のエコロジストへの反応を調査させていて、その結果エコロジストに「55%が反対」で、[賛成は42%」だと発表された。
しかし、セシル・デュフロ書記長はこの数字に対し「対抗調査」を(IFOP)調査会社で行った。その結果はフランス人の「エコロジストに賛成は70%」が支持していた。「その内の51%の人々は段階的廃止に賛成」で、「即時廃止を要求しているのは19%」で「原発基地の建設に賛成は30%」となっていて、TNSソフレス社の数字とは大きく相違する結果が出た。今回の調査結果からエコロジストを支持するのが増大していることが確認されたわけだ。
3月21日の時点ではドイツは87%、スイスでは77%の人々がエコロジストの提案する原発基地の「段階的廃止に賛成」していたが、今回の4月の調査でフランスも62%となって歩調を合わせてきている。今後されにエコロジストの主張を支持する動きは大きくなると見られる。
調査はサンプルに1005人を対象に18歳以上のフランス人に対して6月1日から3日にかけて行われた。これはG8の原発の存続宣言と、ドイツの原発廃止の宣言がなされた後であったが原発推進国フランスの公共テレビはドイツの原発廃止論には好意的ではなかった。「リベラシオン紙fr.」のタイトルとフランスの週刊誌「エックスプレス」とは強調点に乖離がみられた。
3月21日の時点ではドイツは87%、スイスでは77%の人々がエコロジストの提案する原発基地の「段階的廃止に賛成」していたが、今回の4月の調査でフランスも62%となって歩調を合わせてきている。今後されにエコロジストの主張を支持する動きは大きくなると見られる。
調査はサンプルに1005人を対象に18歳以上のフランス人に対して6月1日から3日にかけて行われた。これはG8の原発の存続宣言と、ドイツの原発廃止の宣言がなされた後であったが原発推進国フランスの公共テレビはドイツの原発廃止論には好意的ではなかった。「リベラシオン紙fr.」のタイトルとフランスの週刊誌「エックスプレス」とは強調点に乖離がみられた。
【関連記事】
62% des Français en faveur d'une sortie progressive du nucléaire - Libération2011年4月21日 ... 仏原発基地廃止で「仏電力会社が調査依頼」 結果が「対抗調査」と相違. 3月21日、 フランス電力(EDF)が世論調査会社TNSソフレスに依頼して仏原発基地に対する フランス人の反応を調査させたものを、フランスの代表的な経済 ...
franettese.blogspot.com
(参考記事)
http://www.lexpress.fr/actualite/environnement/77-des-francais-veulent-la-fin-du-nucleaire_999526.html
77% des Français veulent la fin du nucléaire
http://www.lexpress.fr/actualite/environnement/77-des-francais-veulent-la-fin-du-nucleaire_999526.html