2011年6月4日土曜日

サレハ大統領「頭部負傷」後に=フランス人イエメン退却が指令

6月3日にイエメンのアリ・アブドラ・サレハ大統領の邸宅が、政府支持軍と民兵砲弾との戦闘で、攻撃を受けた。その時にサラハは頭を負傷したが「自分は元気だ、問題ない」とのメッセージが音声テープだけで国営テレビに流された。反体制派のテレビSouhail TVではサレハ大統領は死亡したと報じられたが、防衛相はこれを否定している。フランス政府はイエメンの政情勢悪化を前に在フランス人に即時撤退するよう呼びかけをだした。
最近の10日間で155人が死亡している。サレハ大統領の退陣を要求してから33日目になりすでに1月初めからでは370人が殺害されている。

(参考記事)