6月26日、セゴレーヌ・ロワイヤル前大統領候補は2012年の大統領選挙の社会党(PS)予選候補として地元のポワトー地方で「私は大統領選挙に候補いたします」と宣言した。とロワイヤルさんは「私はフランス人に正義の社会的秩序を築くことを提言する」と発言し一緒に戦いをすすめてゆくことを提案した。世論調査の結果とはことなりセゴレーヌロワイヤルさんは静謐さを漂わせて「大事な出来事である、これが候補者の感性です。厳粛な行事なのです」と笑顔で語っている。
世論調査で他の社会党(PS)候補者のフランソワ・オランド仏社会党前書記長やオブリ社会党書記長よりも人気がないのに何故しがみつくのかとの意地の悪いメディアや与党議員の意見もあるが、社会党はみんなできめてゆくという民主主義を踏まえたもので当然のなりゆきなのだ。
それに比較して与党ではサルコジ大統領の前に誰も遠慮していて、なかなか大統領選挙候補の宣言を名乗りでるものがない。
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