2011年10月25日火曜日

ブリジッド・バルドーが、福島災害寄付金の使途先を指示、野田首相に捕鯨で公開状

仏外務大臣が2011年10月4日「フランスは日本が捕鯨活動を止めるように要求する」と捕鯨への反意を表明していたが、日本政府には理解されなかったと10月24日にブリジッド・バルドー基金の公式サイトで発表された。同基金のバルドー会長は日本の野田佳彦首相に、「鯨が危険だ。鯨を殺すことは、生物の多種性を脅かす犯罪だ」と警告し、「あなた方の戦艦に対し、私の友人たちとともに、海の殺害者の盗賊たちを監視し戦う」と宣言している。バルドーさんは東日本大震災・福島災害に寄付金を出したがその一部は動物の救済に当てるべきだと使途先を指示している。それならば初めから人間にではなくて動物に当てたものだというべきではなかったのか。

フランスが先頭切って北大西洋条約機構軍(NATO)を巻き込んでリビアのムアマル・カダフィ大佐への空爆をやったが、これで無辜の市民がいっしょに大勢殺害されていることにはバルドー会長は無関心であるらしい。

綱吉みたいな人なのかもしれないが、人間の尊厳が先ず第一ではないのか。それができない人たちがどうして動物愛などが可能になるのか不思議だ。



【参考記事】

http://www.fondationbrigittebardot.fr/site/accueil.php
chasse à la baleine : le japon sort l'artillerie lourde !