2011年10月25日火曜日

シリアの病院では、アサド体制が拷問で「反体制患者」を弾圧とアムネスティ

シリアの政府反対運動の発火点となった北部の町オムスの国立病院では銃弾で負傷した多くの者がいたにもかかわらず、5月以降は入院する者は激減しているという。英国に本部をもつ国際人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルは24日、シリアの国立・公立病院には拷問の恐怖が支配していると宣告した。


リビア政府に抗議する市民蜂起の鎮圧のために、医者や患者を弾圧の道具として使っていると同人権団体ではいっていて、少なくても4つの公立病院では拷問がなされていると指摘した。そのために負傷者の多くは自宅で治療するか、拷問の道具が揃ってない病院、もしくは私立の病院に行かなければならなくなっている。

国連は3月中旬のシリア市民の反体制デモ以来、シリアのバッシャール・アサド大統領に殺害されたのは3000人を超えていると発表している。