2011年11月28日月曜日

ストロスカーンを落とす「陰謀」説に、仏社会党側近が「沈黙」を提言

米ジャーナリストのエプステイン (E.J Eptein)氏の調査から、3月14日に米国マンハッタンのアコー系列のニューヨークのソフィテル・ホテルで起きたメイドへの性的暴力事件で国際通貨基金(IMF)前専務理事ドミニク・ストロスカーン氏は刑事訴訟で無罪になっていたが、これが何者かによるストロスカーン氏を落とす陰謀ではなかったかという疑惑が持ち上がっている。ストロスカーン氏が逮捕直後に同ソフィテル・ホテルの従業員らが4分間に渡り歓喜のダンスを踊ったことがビデオに残っていた。ホテルと何らかの関係があったと見られている。28日、ストロスカーン氏の側近として知られるジャン・クリストフ・カンバデェリス仏社会党(PS)議員がジャーナリストのインタビューに答えている。

ニューヨークのソフィテル・ホテルがメイドから通報されていち早く、ホテル側ではフランスのエリゼ大統領官邸へ電話連絡したことなどを考えあわせると、アコー系列のホテル側が不思議なことにこれまで尋問されてない部分が多く、証言すべきことがあるのではないかと見ているようだ。


カンバデェリス氏は意味深長に話し、目下2012年の大統領選挙戦の時を向かえている中で、ドミニク・ストロスカーン事件を同次元で混ぜるて考えるべきではないと懸命な回答をだしている。

確かにドミニク・ストロスカーン氏の逮捕を喜んだ者がいたことは確かであるが、カンバデェリス氏はストロスカーン氏はもうしばらく沈黙を守っていたほうが良いと考えているらしい。

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