仏メディアの旅
フランスのメディアから社会と宗教を考える 飛田正夫のブログ
2011年12月9日金曜日
仏大手銀行ソシエテ・ジェネラル・BNPパリバなど、ソブリン格付け評価が下落
9日、
米国
ムーディーズ(
Moodys)社はフランスの大手銀行のクレディ・アグリコール(Crédit agricole)とパリバ(BNP Paribas)を
ソブリン格付け評価をAa2からAa3に下げた。ソシエテ・ジェネラル(Société Général)銀行は
Aa3からA1に下落した。
今回の凋落はすでに9月14日に政府発行の外貨建て国債や政府保証債の元本や利子支払いの安全ランクを示すソブリン格付け評価会社から警告や監視下に置かれる措置がパリバなどにとられていた。仏国営ラジオ・フランス・アンフォなどが短く伝えている。
ソブリン格付け評価各社には、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、フィッチ・レーティングス(Fitch Ratings)、米国ムーディーズ(Moodys)社の3社がある。フランスはこれらの評価が偏向しているとして批判しているが、銀行評価は安定した予測と銀行信頼を見る指標として必要だと格付け会社側では答えている。
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