2012年2月24日金曜日

仏、リヨン市議会出馬の候補指名で、前大臣が暴露、仏与党内で「人種差別」も論議

アルジェリア人の両親をもち11人の兄弟の5番目であるノラ・ベラ前健康担当国家書記官の出馬は リヨンの4区や6区などのブルジョワ地区では 困難だと国民運動連合(UMP)では見ていていて、これに ノラ・ベラ 氏が23日に抗議していることが暴露された。これは人種差別の犠牲者なのではないかと疑問視されている。ラジオRTLに出演したノラ・ベラさんは、「私の出自が問題になっている」「ある有権者の人々にとっては自分が問題であるらしい」と発言している。政府支持のフィガロ紙は問題を消し去るのに躍起になっているが、 ラジオRTLは ノラ・ベラがUMPを告訴しているとして、 見解を大きく異にしている。


23日に、国民運動連合(UMP)内部の分裂を物語る事件が暴露された。それは人種的な出自が問題で党の指名を外されたというノラ・ベラによる暴露である。

ノラ・ベラさんは2009年に大臣を辞任している。2007年のサルコジ氏の大統領選挙の目玉である多様性の一つとして見られていた存在であった。ドミニック・ペルベン大臣がリヨンでの市議選を辞退する発表をしたことでブルジョワ地区の3区から出馬することが国民運動連合(UMP)議員にとっては有利であることは明白な事実であった。

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