6日仏国営ラジオ・フランス・アンフォではブリス・オルトフー前内相(移民相)がサルコジ前大統領の大統領候補出馬は状況が整わないので無理だとの発言が紹介された。しばらくして今度はサルコジ前大統領の発言だとして、仏大統領選挙に出るのは自分の意思ではなくて政治状況が自分を欲しているからであるとの報道がでている。これはサルコジ氏を一番良くしっているオルトフーの意見と対立するものだ。
サルコジ前大統領を支えたクロード・ゲアン内相(前エリゼ大統領官邸書記総監)がカダフィ大佐からのサルコジ前大統領への2007年の政治資金提供とスポーツ用品会社のアディダス係争事件で仏政府が同社社長ベルナール・タピに賠償金を出した事件の容疑で、数日前にゲアン氏の事務所と自宅が家宅捜査をうけている。オルトフー