2014年1月21日火曜日

アネルカ選手 デュードネの人種差別的「クネル」のジェスチャーでスポンサー取り消し 

仏人サッカー選手ニコラ・アネルカ氏は、フランスで人種差別的ジェスチャーの「クネル」で訴えられているユーモリストのデュードネ(Dieudonné)氏の友人だという。アネルカ選手が所属している英国のウェスト・ブロムウィチ アルビオンチームのスポンサー「ゾープラ」(ZOOPLA)は、「クネル」行為が人種差別の匂いがするとして、スポンサーを止めることを決めたと20日の仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)は報道した。目下、アネルカ選手のおこなった「クネル」行為と人種差別との関係を英国サッカー連盟は調査中だ。最悪の場合には5試合欠席の処罰がなされる。

「クネル」は、デュードネ氏が2005年に初めて同氏の演劇の中で使用した。右手を下に伸ばしその肩に近い辺りに左手を乗せるシンポル的ジェスチャー行為で、それにいくつかの変形がある。パリ控訴院ではこの「クネル」を、ソドミを髣髴させるシンボルのジェスチャーであるとしている。デュードネ氏は食品のクネル(やわいソーセージみたいなもの)でユダヤ人にソドミをすることを、演劇のスケッチの中で使用して話している。これが反ユダヤ主義のアンチセミセィズムの怨念を教唆するものとして問題になっていた。

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特集/デュードネと反ユダヤ主義



【参考記事】
"Quenelle" d'Anelka : le sponsor maillot de son club se retire
LE LUNDI 20 JANVIER 2014 À 16:36
http://www.franceinfo.fr/societe/quenelle-d-anelka-le-sponsor-maillot-de-son-club-se-retire-1288979-2014-01-20