2014年5月11日日曜日

仏モゼール地方カテノン原発基地で火災 作業員に軽い放射能被ばく

フランスの東北部モゼール地方のカテノン原子力発電所が8日に火災になって、発電所の外部の作業員が現場介入し放射能汚染されたと10日のパリジャン紙fr.が報道している。医者によるといまのところこ作業員の健康には問題ないとしている。原発基地廃止への定期検査の折にカテノン原子力発電所第2号機に介入した下請け企業の作業員10人が軽い放射能を被ばくした。

4月末にメッス市での会議の折に、カテノン原発基地は他のフランス電力(EDF)の原発基地と比べても、弱点として放射能汚染防止の面があると原子力安全局(ASN)のストラスブール地区責任者フローリアン・クラフト氏から指摘されていた。

現在、今回の放射能被ばくの原因を糾明中だ。同原発基地はASNと政府へ事故を報道していたと明言している。