2014年9月19日金曜日

英国からスコットランド独立の国民投票は歴史的な流れ 


L’issue du vote est incertaine. AFP PHOTO / LEON NEAL

AFP

スコットランドの国民投票は18日22時に終了した。2600箇所の投票所での開票結果は19日朝をまたなければ最終的にはわからない。しかし英国からのスコットランドの独立は歴史的な流れの中にあるといえる。グラスゴーからエジンパラでは投票率80%で4285323人が投票。高い関心が伺われた。スコットランドに16ヶ月以上住んでいれば外国人でも投票権がある。しかしスコットランド以外の英国を含む外国に住んでいるスコットランド人には投票権はない。

この3世紀に及ぶ英国の支配を終わりにする歴史的な日を待っていたという人もいた。自分のためでなく孫のために独立を支持するのだという高齢者もいた。国が分裂することはよくないことだと反対する意見もあった。スコットランドの独立に反対であったが、投票所に来たら賛成する気になったのだという若い女性の発言もあった。

スコットランドが独立しても英国の女王は同じそのことは変わらないという人も紹介された。多くのフランスのメディアが人々の意見を取材している。

スコットランドの独立には欧州だけでなく米国の経済にも直接関係してくるとして米財務長官が17日に国民投票を注視している。

BBC放送のインタヴューに出演したジョゼ・マニュエル・バロゾ欧州審議会議長は英国が欧州議会に入っていてもスコットランドは自動的に欧州議会のメンバーにはならない。加入を申請しなければならないと宣言している。

【参考記事】







Référendum d’indépendance en Écosse : les bureaux de vote fermés, très forte participation


PUBLIÉ LE 
La Voix du Nordhttp://www.lavoixdunord.fr/france-monde/referendum-d-independance-en-ecosse-les-bureaux-de-ia0b0n2386959