2014年9月19日金曜日

スコットランド独立 国民投票結果はノンだが 民族独立の可能性を民主主義 社会で確認した大勝利

スコットランド国民投票結果は独立反対派が55.3%、賛成が44.7%であった。独立反対派はこれで負けたのではないといっている。民主主義 社会での国民投票で国家の独立の可能性がスコットランド市民の手中にあったという認識が際立ったのが、今回の選挙の大きな収穫だ。選挙を通してでは何も変わらないと投げやりになっていて政治に興味もなく投票もしなかった人々に重大な覚醒となり、スペインのカタロニアなど諸外国の民族独立運動にも大きな影響をあたえるものとなった。これは世界の民族自立運動の大勝利であろう。

デーヴィッド・キャメロン英国首相はスコットランドの権力をより拡大する約束を守りたいと話した。

選挙結果ではスコットランド独立を掲げる人々は多くなっていなかったことがわかったという。

選挙結果をラジオフランスアンフォなどは反対派の大幅な勝利だと表現しているが、44.7%もの人々がスコットランドの独立を支持しているのであり、そう簡単にはまとめきれないものがある。

今日の午後に英国統合の象徴であるエリザベス2世女王がバッキンガム宮殿から話をする。