2014年10月1日水曜日

仏人高山ガイド誘拐殺害のテロリスト犯人が特定 アルジェリア国営放送で法相が宣言

アルジェリアで21日にアルジェリアで誘拐され殺害された仏人高山ガイドのヘルベ・グルデル氏の誘拐殺害の犯人が特定されたと30日に仏国営放送テレビ・アンテナ2では報道。もっか調査の第一段階だがいくつかの証拠物件から犯行がテロリスト集団マグレブ諸国のアルカイダ(Aqmi)分派の『ソルダ・ド・カリファ』(族長の兵士)のメンバーであることが確定したとアルジェリアの法相はいっている。この分派はイスラム聖戦主義国家グループに従属しているらしい。


このグループの行動はアルジェリアでもヘルベ・グルデル氏の事件があるまではあまり知られていなかったといわれている。同法相はグループの詳しい情報は今のところは報道しないという。

これはフランスが米国を支援してイラクでイスラム聖戦主義(djihadiste)を攻撃している報復だとしてフランスの「十字軍遠征」のイスラム攻撃を批判している。同氏の殺害はもしフランスが24時間以内にイラクでの空爆を止めなければ殺すとの予告の脅迫があった。これが実行されたもの。

「フランス政府への血のメッセージ」と題されたビデオではマリやイラク、アルジェリアでのフランスのイスラム教徒への十字軍遠征をサルコジの時代同様にオランドにあっても「十字軍遠征」のイスラム攻撃を批判していた。

フランソワ・オランド仏大統領はフランスの名においてアルジェリア政府はこの殺人事件を白日の下に明らかにするよう要請していた。