2014年10月17日金曜日

サルコジ大統領時代の世論調査結果が紛失 証拠隠滅なら3年の禁固刑

サルコジ大統領時代には多くの世論調査が行われた。その統計結果資料やサルコジ前大統領の最高側近であったクロード・ゲアン前仏内相(前エリゼ大統領官邸書記)の記録ノートが保管所に保存されてないで紛失していることがわかった。公的な資料隠滅は罪に問われ3年の禁固刑と4万5千ユーロ(約650万)の罰金が書せられる。10月初旬には追加の家宅捜査がサルコジ氏に対し行われ検事は公的資料隠滅や贔屓雇用の疑惑だけでなく更に広範囲な調査にのりだしている。政治の真実を追うネット・新聞「メディアパー」が報道した。

大統領官邸エリゼ宮殿が行った世論調査には国政と無関係なサルコジの人気や評判に関する国民の反応を探ったものなども多く含まれている。一部は公表されたているが多くの世論調査の質問や結果が紛失している。このことで公共資料隠滅(détournements de fonds)及び公示なしでの世論調査会社利用は贔屓の癒着として問われている。

【参考記事】

http://www.mediapart.fr/journal/france/151014/sondages-de-lelysee-le-juge-va-enqueter-sur-la-disparition-darchives-de-sarkozy