2015年6月20日土曜日

原子炉の弁が剥がれる溶接異常 仏ノルマンディのフラマンヴィル原発工事現場

6月19日、ノルマンディのフラマンヴィル原子力発電所で建設中の加水式原子炉の弁の部分に溶接異常があることがわかったらしい。「全体の24ヶ所の3ヶ所で溶接部が剥がれていた。完全に修理しなければいけない」と現場責任者のアントワン・メナジェー氏は説明している。フランス電力(EDF)の技術者は記者会見で、今回初めて原発基地の運転開始がいつになるのかの見通しが話されなかったという。(パリ=飛田正夫 2015/06/20 0:43日本標準時 )

5月19日のラジオヨーロッパ1に出演したEDF社長のジャン・ベルナール・レヴィ氏は2017年だと示していた。

同原発の建設は5年も遅れているのはこれまでに多くの異常な工事不全があったためだ。

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フラマンヴィル原発基地の屋根の部分に新たな異常が発見
2015年4月07日
ノルマンディのフラマンヴィル原発基地の第三世代の原子炉(EPR de Flamanville)の屋根の部分に新たな異常が発見された。7日午後にASN(政府独立組織の放射能汚染監視と報道を担当している仏原子力安全監視機関)に報告された。

【参考記事】

Nucléaire : des soudures à revoir sur l'EPR de Flamanville

http://www.leparisien.fr/economie/nucleaire-des-soudures-a-revoir-sur-l-epr-de-flamanville-19-06-2015-4876201.php

Nucléaire : des soudures à revoir sur l'EPR de Flamanville

Le Parisien le