2015年7月22日水曜日

ユーロ・トンネル会社は 英仏に約14億円請求 不法移民の安全と監視経費で

ユーロ・トンネル会社はフランスと英国に970万ユーロ(約14億円)を不法移民発見の経費として請求した。これは不法移民がドーバー海峡の下を通るユーロ・トンネルのナベットに積まれたトラックに警備の間隙を狙って素早く入り込んでくる不法移民を警察が見つかれば列車の運行を停止させることになる。すでにこれは必要以上に何度もあった。フランス側から英国側へと渡って来る数百からひょっとして数千の不法移民を監視し阻止するためのカメラ、赤外線バンド網、鉄条網などの物資と、警備員や監視員は一晩に150人から200人が必要で、これにかかる人件費などは当然のこと国が支払うべきだとして要求したものだ。(パリ=飛田正夫 15/07/22 19:42日本標準時 )
6月には4人の不法移民がこのトンネルの中で感電とかで死亡している。ユーロ・トンネル会社側は安全性を高めるためにもこれまでの対策を続けるためにも資金が必要だとしている。英国はすでに2015年分として470万ユーロ(約6億5800万円)を拠出している。