ギリシャのチプラ首相のシリザ(Syriza)が政権をとって8ヶ月になるが、明日20日に再度のギリシャの選挙を行う。シリザが再選されると世論調査などから見られている。ギリシャ国民は欧州の庇護の中で植民地になっていることに変わりがないために、投票は義務でも、欠席が多数予想されるという。極左派と難民受け入れを反対している極右派系オーブ・ドレ(Aube Dorée)などがシリザと対立していて、難民をめぐってのギリシャ国民の動きが焦点となりそうだ。(パリ=飛田正夫2015/09/20 8:58日本標準時 )
政府はドイツやイタリアやフランスと連携しながら難民うけいれ分担比率の改善により今後のイメージを取り戻そうとしている。
いずれにせよギリシャには10月以降には欧州共同体からの860億ユーロ(約13兆円)の援助の条件として新改革を進めなければ成らないことをこの夏に決めている。
選挙期間にギリシャの援助金返済割引の論議が開始されることを国民は待っていたという。