2016年2月22日月曜日

オランド仏大統領のポリネシア訪問で 仏原爆被害者の倍賞が論議

(パリ=飛田正夫2016/02/22 18:18日本標準時)21日、オランド仏大統領のフランスの海外県全土を訪問する一週間の歴訪が南米訪問を前にポリネシアから始まった。この前はフランスの大統領ではジスカール・デスタン氏が1979年にポリネシアを訪れている。今回の訪問は前の大統領の時代に関係が冷却化したのを回復するためだと大統領官邸エリゼ宮殿では言っている。2017年の仏大統領選挙の準備だとも考えられるが、オランド仏大統領は失業が減らなければ自分は大統領選挙に出ないと最近発言している。フランスは1966年から1996年までに193回も大気圏(41回)と地下(137回)などで原爆実験を仏領ポリネシア諸島で行っていた。被爆者支援の協会は、原爆実験の結末に関する真面目な反省が見られないと批判している。我々は原爆実験に関して本当の論議をするように地方投票を要求すると国営ラジオ・フランス・アンフォで話した。ガンや白血病や甲状腺の被害が子供に多発してきている。ポリネシアは美しい国であるが、忘れてはならないのはそれは毒されたパラディであるということだと言っている。医療保障を希望する900件以上の患者に対して、約20人が保証を受けているにしか過ぎないという。

フランスの原爆実験はアルジェリアのサハラ砂漠で1960年に開始されている。フランスはアルジェリア独立(1962年)以前から他の実験できる場所としてポリネシア諸島を考えていた。

【参考記事】
http://www.rtl.fr/actu/politique/francois-hollande-demandera-t-il-pardon-a-la-polynesie-pour-les-essais-nucleaires-7781989594

http://www.franceinfo.fr/actu/politique/article/polynesie-un-discours-radical-de-hollande-espere-sur-le-nucleaire-768431
http://www.20minutes.fr/societe/1791259-20160221-polynesie-francaise-francois-hollande-attendu-victimes-essais-nucleaires-francais