2016年2月23日火曜日

独裁者アサドの内戦を米ソが休戦合意発表

(パリ=飛田正夫2016/02/23 3:41日本標準時)22日、米国とロシアはシリアの戦闘を2月27日から休戦する合意がなされたと米国務院から発表された。この合意はダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)やアルカイダ系アル=ヌスラ戦線(Front Al-Nosra)とは無関係のものである。2010年暮れから始まった「アラブの春」のドミノを恐れたシリアの独裁者アサド(Bachar el-Assad)は2011年3月にシリア反体制側蜂起市民への弾圧を本格的に開始。内戦はロシアやトルコを巻き込みこの間に国連(ONU)の発表では22万人が死亡した。250万人が国外に身を逃れ難民化して現在のヨーロッパでの難民問題の原因となった。この欧州共同体の難民危機は、リビアの独裁者カダフィやシリアの独裁者アサドを支持したサルコジ前大統領などの政治姿勢にも大きな責任がある。サルコジは2008年7月14日のパリ祭に独裁者アサドを、2007年12月7日に独裁者カダフィを仏大統領官邸エリゼ宮殿に国賓待遇で招待して赤い絨毯を踏ませ、大統領の夏の官邸であるランブイエの森で鹿狩りまでさせていた。黒い交際が人権団体から批判を受けていた。


【参考記事】
http://www.20minutes.fr/monde/syrie/1792175-20160222-cessez-feu-syrie-partir-27-fevrier