2016年2月9日火曜日

デモ禁止令の中で 独ネオナチ集団ペギーダに呼応したピケマル大将裁判は延期

(パリ=飛田正夫2016/02/09 5:34日本標準時)7日にブローニュ・シュール・メール(Boulogne-sur-Mer)での裁判が決まっていたが、ピケマル大将の裁判は3月に持ち越された。6日にデモ禁止令が出ていたカレ市内で、「西欧のイスラム化に反対する欧州愛国主義者」集団ドイツ発祥のペギーダ(Pegida)の呼びかけに呼応して武器を所持してデモの先頭にたっていたとしてピケマル大将ら5人は即刻裁判が決まっていた。しかし、75歳の大将の健康が急に悪くなったとして裁判延期になったと報道された。さらにピケマル大将はインタビューにこたえて、自分は顔が知られていたので、マイクが指し出されたので演説をしたのだといっていると、サルコジ色の強いテレビ(BFMTV)は8日夜に報道している。