2016年3月8日火曜日

仏国立統計・経済研究所が男女の平等度をアンケート調査発表

(パリ=飛田正夫2016/03/08 10:22日本標準時)7日、仏国立統計・経済研究所(INSEE)が国際女性の日を前にフランスの地方ごとの男女の平等度に関しアンケート調査を発表した。いくらかの進展は見られたが十分ではないと結論されている。フランスでは女生徒の方が男子生徒よりも学業成績が良いことが定式化されてきている。しかし科学部門や5年生大学(グランゼコール)への進学率は男子の方が数がづっと多いことがわかった。労働市場では女性は断然に条件がわるく、失業者は男性よりも女性が多い。男性のほうが女性よりも学歴やディプロムに適合したポストに就いている。女性は企業のトップには少ない。INSEEでは男女とも同じポストにおいての給料比較では女性の方が20%すくないことを指摘している。政治部門では市の諮問委員の10人に4人が女性で、市長は女性は17%となっている。


Femmes et hommes : regards régionaux sur l’égalité

http://www.franceinfo.fr/actu/societe/article/les-inegalites-hommes-femmes-ont-la-vie-dure-772425