2018年1月30日火曜日

サントペトロスブルグで 子供を売った母親が4年の禁固判決

(パリ=飛田正夫)29日、前ソ連アジア領ウズベキスタン出身の29歳の女性が同郷の夫婦に166ユーロ(約2万1000円)で2016年10月に生まれた自分の子を、その夏に売っていた事で、サントペトロスブルグのフルーンゼンスキー(Frounzenski)裁判所は禁固4年の判決をだした。同様に子供を買った夫婦も3年の禁固刑となっている。理由は中央アジアへの飛行機の切符が欲しかったということらしい。フランス・ソワール紙などが報道している。
ヨーロッパへの難民問題で、仏英連合が中心になったサルコジ時代の空爆によって無法地帯になったリビアに集結したヨーロッパへの渡航を企てる難民が、そこで人身売買されているニュースが多くの人々を悲しませている。それだけに自分の子供を売る母親がいることは理解に苦しむ。
(仏時間 ‎30/‎01/‎2018;01:55)(日本時間 ‎30/‎01/‎2018;9:55)
【参考記事】
http://www.sudouest.fr/2018/01/29/russsie-elle-vend-son-bebe-pour-acheter-un-billet-d-avion-4153932-4803.php
http://www.francesoir.fr/societe-faits-divers/pour-se-payer-un-billet-davion-elle-vend-son-bebe-pour-166-euros-russie-trafic-enfant-condamnation-ouzbekistan-justice