ブラジルのリオデジャネイロでの五輪オリンピックは、6週間後の8月5日から8月21日に渡り開催されるが、これまでにロシアのドーピング問題は内部で告発する選手がいて、大きなスキャンダルになっていた。問題は一人のドーピングでロシア国家全員の選手がリオ・オリンピックに参加できなくなることは理解できないという事らしい。
しかしこの論理は可笑しいといえる。オリンピックの優勝者は1人であるからだ。悪や誤りの根源はいつでも基本的には1人なのだ。そういう1人と付き合いのあるサルコジやユンケルもその色に染まっているのであろう。それにしても非常に残念なのは安倍晋三首相が会場を決めた5月末のG7伊勢志摩サミットだが、日本軍国主義の精神的支柱になった神道の本拠地である伊勢神宮本殿前で記念写真を世界の首脳陣が揃ってしたことだ。何も知らずにこの1人の悪に染まっていくことがどんな悪果を世界にもたらしていくかが非常に気がかりである。
【参考記事】
http://www.leparisien.fr/sports/jo/rio-2016/dopage-l-athletisme-russe-est-bien-suspendu-pour-les-jeux-de-rio-17-06-2016-5894285.php
http://www.lequipe.fr/Athletisme/Actualites/Vladimir-poutine-pas-de-dopage-organise-par-l-etat-en-russie/696004
http://www.la-croix.com/Sport/JO-2016-exclusion-athletes-russes-maintenue-2016-06-17-1200769575