2016年7月5日火曜日

イスラムの聖地メディナなど サウジアラビア3都市で自爆テロ

(パリ=飛田正夫7/5/2016 7:26:51日本時間)4日、ラマダン(断食)明けの最後の日に、サウジアラビアのシーア派の都市である紅海に臨む第二の都市ジッダ(Jeddah)と、ペルシア湾西岸のカティーフ(Qatif)、及びイスラム教徒の第二の聖地であるメディア(Médine)の3つの町で犯行声明はでてないが、ダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)による襲撃だとされている。メディアの予言者モスクの監視所近くでは、死者は1人だけで自爆テロの犯人が爆発死している。イスラム少数派のシーア派の多く住むカティーフ(Qatif)でも夕方に爆発が二度続けてあり、初めの爆発に続いて自爆テロの犯人の死体が炸裂したと証人は話している。事件はいずれも日曜から月曜にかけての夜中に起こっている。FRANCE24.comなどが報道している。



ジッダ(Jeddah)の米国領事館の前で日曜日夜から月曜日にかけて襲撃があった。米領事館の向かいの病院脇に泊めてあった車に二人の警察が近づいた時に爆弾で爆発されて、負傷した。

2004年にはこの米領事館にイスラム武装兵が侵入し5人のサウジアラビア人のガードマンと5人の使用人を殺害している。犯人の内の3人は警察に殺害され2人は逮捕された。(文字数 ;542)

【参考記事】
http://www.france24.com/fr/20160704-arabie-saoudite-attaques-kamikazes-medine-jeddah-qatif-fin-ramadan