2016年11月21日月曜日

プリメール選挙でサルコジは敗北宣言 仏政界引退の話も

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎21/‎11/‎2016‎‎-06:52:55)どうしてフランス人はサルコジがきらいなのかとFRANCE24.comの女性司会者が,コロンバニとジェラールらに話しかけた所で、サルコジの選挙運動事務所の2階からサルコジの敗北宣言がなされた。サルコジは支援してくれた仲間に感謝したあとで、これからは家族の為に暮らし公的なものは少なくすると話し事実上の政界引退宣言となったと特報として短く報道されてもいる。いつものサルコジらしくなく正面を見られずに薄笑いだけはいつもの通りだが、あのダミ声は消えていて涙が潤んでいるようでもあった。しかしサルコジは前にも2012年に大統領選挙で負けた時にもう大統領選挙には出ないと宣言しているし、嘘をつく人として有名であるから、今回の大統領選挙も「共和党」(LC)からでなく約束を破って、独自に出るかも知れない。とにかく信じられない人である。今回の2017年の仏大統領選挙の「共和党」(LC)内代表予選選挙(プリメール)でサルコジがやぶっれたのはこの嘘をつく事が非常に多い人であったからではないか。今回のプリメールではそういうサルコジが大統領選挙に出て来るのを恐れた左派の人々も参加したみたいである。サルコジが敗北宣言したのは22時08分で、この時のプリメール選挙の開票はフランソワ・フィヨン元首相(共和党LC)が43,3%、ボルドー市長のアラン・ジュッペ仏元首相が26%、2%で、サルコジは23,7%であった。