(パリ=飛田正夫 日本時間;17/12/2016-12:41:05)15日の夜から16日にかけて3時30分頃から3時45分頃にパリ西部の郊外都市ブローニュ・ビアンクールにある労働移民の集合住宅(27番地、rue Nationale)の1階階段あたりから放火があって、それぞれ2階と5階の窓から飛び降りその2人の内の1人は死亡した。近くに放火に使用した燃料などが発見されている。この建物は6階あり78の住居があって労働移民を再教育するアソシエーションの宿舎となっていた。12人ほどが軽い怪我で近くのジョルジュ・ブラッサンス病院に運ばれた。250人程が避難したと報道されている。現場には火炎を煽る装置も発見されたことから、移民を意識した人種差別の怨念からの反抗とも見られるが、麻薬密売での金銭のやり取りで、つけの未払い報復だと見る筋も強い。
ベルナール・カズヌーブ仏首相やナンテール検事は総ての面に光を当てて調査すると言っている。
【参考記事】
http://www.leparisien.fr/hauts-de-seine-92/boulogne-billancourt-incendie-dans-un-foyer-de-travailleurs-migrants-16-12-2016-6463407.php
http://www.lci.fr/faits-divers/info-lci-boulogne-billancourt-incendie-dans-un-centre-pour-travailleurs-migrants-un-mort-2017648.html
http://www.leparisien.fr/hauts-de-seine-92/boulogne-billancourt-incendie-dans-un-foyer-de-travailleurs-migrants-16-12-2016-6463407.php