2017年6月11日日曜日

マクロン仏大統領 ナチス殺害の村オラドーを 小中学生500人を集め再訪問

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎11 ‎juin ‎2017‎‎-05:28:02)第二次世界大戦中の1944年6月10日にナチスドイツの特攻隊200人程がフランスの西南部オート・ヴィエーヌ( Haute –Vienne)県にあるオラドー・シュール・グラネ(Oradour-sur-Glane)の村を取り囲み、身元調べを理由に婦女子は教会に男子は納屋に集めて火を放ってこの日の内に644人の村民を殺害して村は全滅してしまった。生き残こりの6人の1人であるロベール・エブラス(Robert Hebras )氏は仏大統領選挙中にここを訪問したエマニュエル・マクロン候補に会った。その時にマクロンはもし大統領に当選した時には必ずここを再訪するとエブラス氏に約束していたもの。この追悼記念式典にはフランス全国から小学校と中学校のそれぞれ最終学年の生徒代表約500人が参加した。マクロン仏大統領は子供たちを前にして話し、この式典は歴史の追悼ではなくて、将来に起こりうるかもしれない第ニ次世界大戦の悲劇の話を未来の世代に伝達することが目的だと話した。

【参考記事】http://www.lepopulaire.fr/oradour-sur-glane/armee-conflit/politique/2017/06/10/macron-a-oradour-sur-glane-vous-etes-des-temoins-devenez-des-consciences_12438599.html
http://www.europe1.fr/politique/comme-promis-macron-se-rend-a-oradour-sur-glane-3355688