(パリ=飛田正夫)フランス時間15日00時37分のルモンド紙frは、同15日北朝鮮がミサイルを再度日本上空に向けて発射させ太平洋に落ちたと報道している。ミサイルは北朝鮮の首都平壌市北部の 순안蘇南国際飛行場付近から発射された模様。飛行距離が3700キロで最高高度は770キロ上空を飛んだと報告された。昨日14日のフランスの夜のニュースは、欧州防衛網付近でロシアの軍隊が不穏な動きをしているとして、その軍隊数が情報筋によってまちまちなことから起こる戦争への不安が拡大されて解釈されているとの報道がなされていた。ルモンドはNHKテレビを引いてミサイルが日本の東部約2000キロの地点に落ちたと伝えている。日本はこの様に繰り返されるミサイルによる挑発を絶対に許さないと抗議している。(日本時間;15/09/2017-10:25)
さらに日本は米国並びに韓国やその他の関係諸国に緊急要請しこれに対処すると宣言しているという。日本政府は米国や韓国と協議し国民の安全に必要な総ての方策を採ると言っている。これは8月29日に日本上空をかすめたミサイル問題で、国連の北朝鮮への経済制裁が票決された後の北朝鮮からの反応であった見られている。北朝鮮は核ミサイルを放棄はしない決意だ。
したがって、日本はこれからも核の脅威があるだろう。その真の原因が安倍晋三首相や「創価学会=公明党」=「自民党」が安倍の神道詣でを支持して、反核・反戦の姿勢を崩し平和思想を喪失させてしまった事にある。
日本の原発も平和利用ならやっても良いと池田大作が発言したことで、「公明党」もこれを受け入れてしまった。これが日本の福島原発事故が起こった遠因でもあったわけだが、その同じアトムの脅威が北朝鮮から諫められて苦しむことになったのは因果であると言える。そこに本当の原因があり、北朝鮮に恐怖を与えた為なのである。(パリ時;15/09/2017-03:25)
【参考記事】
http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2017/09/15/la-coree-du-nord-tire-un-nouveau-missile_5185849_3216.html