先週、ラフォイ政権は議員の保護権の特権行使はブジャダモンには適応されなくて、彼がスペインに戻れば即刻逮捕する。カタルニアはスペイン政府の管轄下に置くと言っていた。それにも関わらず逮捕の危険を冒してまでプジャダモンがカタルーニャに帰るのは、12月21日のカタルーニャ独立の支持を問う選挙で、カタルーニャ独立諸派が圧倒的な勝利を得ていて、彼がその中心的な存在としてカタルーニャの大統領としてスペインの民主主義を指導する義務を感じているからである。
プジャダモンは、10月末にスペインのラフォイ政権から公共資金横領などの容疑を着せられて逮捕される寸前に、同僚等と共に危機一髪でピレネーを車で超えてフランスのモンペリエからブリュッセルへ逃れていた。この時に、他のカタルーニャ独立を指導する首脳陣らがマドリッド政府の監獄に繋がれてしまっている。そういう一種弾圧的な中での選挙勝利であったことがこのカタルニア独立運動が民主主義との戦いであることを象徴させている。
【参考記事】
http://www.20minutes.fr/monde/2207683-20180124-video-catalogne-video-puigdemont-embrassant-drapeau-espagnol-devient-virale