2月12日に数千人がドイツ各地で放射性廃棄物の運搬に反対する抗議集会を開催したと伝えられている。この集会は2月15日か16にドイツ西部のカルルスルヘ(karlsruhe)から北部のグレイフスワルド(Greifswald)に向けて出発する特別輸送で、5つのコンンテナには16キロのプルトニウムとカストーと呼ばれる500キロのウラニュームの貨車で運ばれる予定だとフランス通信(AFP)が伝えている。
最終到着地はルブミン(Lubmin)の原発基地でここはベルリンの壁が落ちて他の原発基地と同じように停止していた。1990年代からルブミンは解体作業を決定したがそこに放射性廃棄物をストックするようになっていた。
最近では2010年12月中旬に大きな反対の中で南フランスのカダラッシュ(Cadarache)原子力研究所から燃料を運んだ貨車がこのルブミンに到着している。ドイツでは全般的に原子力は不評であるが、議会が2010年に17基の原発の運転延長を可決している。
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