ロラン・バルトは1980年２月２５日にパリの街路で小型トラックに跳ねられて3月26日に死亡したのであって、殺害されたのではないことを、ロラン・バルトの死の周辺を書いたゴンクール賞受賞者のローラン・ビネ（Laurent Binet）氏は再度つい最近にフランス通信（AFP）に話している。バルトが死んだ時にビネは、7歳であった。バルトは１９１５年１１月１２日にノルマンディーのシェルブール生まれ。（パリ＝飛田正夫 2015/11/13 11:54日本標準時）
バルトはスペクタクル的社会と言語論に友人のフィリップ・ソレルと共に取り組みながら２０世紀の思想に革命を起こした。彼の神話学は世界中で読まれた。
パリのコレージュ・ド・フランスでは、11月12日と13日には、生誕100周年記念のマニフェスタションの一つとして哲学者のアラン・フィンケルローなども来て文学だけでなく哲学、社会学、建築、芸術、音楽などの研究者が発表する予定だ。（プログラムは変わるかもしれない。）
【参考記事】
http://www.liberation.fr/direct/element/laurent-binet-prix-interallie-2015-pour-la-septieme-fonction-du-langage_22679/
http://www.roland-barthes.org/
http://www.roland-barthes.org/static/pdf/centenaire_CDF
http://www.college-de-france.fr/site/antoine-compagnon/symposium-2015-2016__1.htm
http://www.franceculture.fr/2015-11-12-roland-barthes-du-coeur-a-l-ouvrage
http://www.parismatch.com/Culture/Livres/Laurent-Binet-consacre-par-le-prix-Interralie-863755
http://www.liberation.fr/direct/element/laurent-binet-prix-interallie-2015-pour-la-septieme-fonction-du-langage_22679/
