2011年5月19日木曜日

「意に反して」ストロスカーンIMF専務理事辞任 米政府が公式声明で 

5月19日、国際通貨基金(IMF)専務理事のドミニク・ストロスカーン氏は辞任の理由を説明した手紙の中で国際通貨基金(IMF)審議会への辞任提出の手紙は自分の意思に反した悲しいものであるといっている。辞任の理由は①IMFの安全のため②裁判で戦うために時間が必要だからとしている。

ストロスカーン氏は国際通貨基金(IMF)専務理事を2007年11月から5年の任期で就任していた。

ストロスカーン氏は是非ともいいたいことはとして、自分は全力を挙げて自分を封じ込めようとした総ての申し立てに対して可能な限り否定していきたいと強い決意を述べている。

米政府は24時(GMT4時00分)に辞任の公式声明をだした。

5月14日ストロスカーン氏のいるニューヨークのソフィテル・ホテルの部屋に入ってきた清掃の女性に性的暴行を加えたと嫌疑をかけられて逮捕され刑務所に拘置されているが。その2日後に同氏の弁護士が釈放を要求していた。

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