6月30日夕刻に突然、国際通貨基金(IMF)前専務理事のドミニク・ストロスカーン氏にニューヨーク刑事裁判所に7月1日に出頭する要求がなされた。検事局側では3月14日に性的暴力を受けたとされている34歳のギニア出身のソフィテル・ホテルの従業員女性は嘘をつく常習者だとしていて、女性の証言を信じることはできなくなったといっているという。金曜日の法廷ではおそらくは検事局側が女性の問題性を指摘することになると見られている。(JST 11/07/01/13:16)
米国への亡命要求で調査者によって発見された同女性の麻薬密売と資金洗浄との係わり合いが指摘されそうだという。彼女の口座には最近の2ヶ月で10万ドルが多くの人々から入金されていたことがわかっている。
ドミニク・ストロスカーン氏への出頭理由はわかってないが、予定外のものでなにか別の変化があるものと見られている。
ロマンディ・ニュースによると、ストロスカーン氏の弁護士は、ストロスカーン氏が医者や弁護士の所にしか行けず、足に電子手錠が付けてあり住宅監禁の状態であることから、その監視条件の軽減を要求していたという。
(※)これまでの経過 →メイドの嘘でストロスカーンの逆転 ソフィテルホテルの背後に仏の「政治・テロ」の影が?
ストロスカーンは「無罪放免」が強くなったと弁護士 米裁判所出廷後に釈放
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ストロスカーンは「無罪放免」が強くなったと弁護士 米裁判所出廷後に釈放
2011年6月06日
パリ15時20分)、国際通貨基金(IMF)前専務理事のドミニク・ストロスカーン氏は弁護士ベンヤミン・フラフマン師とウイリアム・タイラー師とアンヌ・サンクレール婦人を伴ってニューヨーク裁判所に出廷し判事の前で「無罪を宣言」 ...
2011年6月08日
原告側の若い婦人の新しい弁護士ケネス・トンプソン師は同日裁判所の入り口で記者会見して、仏国やアフリカ諸国でこれまでにストロスカーン氏から性的暴行を受けた人があれば連絡をくれるように呼びかけた。トンプソン弁護士は数百万ドル ...
2011年5月18日
BFMテレビ、RMCラジオ、無料新聞20ミニュトのために調査したもの。5月18日、フランス人の57%の国民は ストロスカーン氏は策謀にかかったと世論調査で回答された。32%は陰謀の犠牲者ではないと答えている。11%は無回答で ...
(参考記事)