1日、欧州エコロジスト・緑の党(EE-LV)のベーグル市長ノエル・マメール氏はメラによるトールーズ・モントーバンでの南仏連続テロ殺害事件で、トールーズ警察がパリの仏国内秘密情報局(DCRI)にメラの危険性を訴えていたがDCRIはこれに無反応であったことが暴露された。これに関し国会に調査会を設ける提案をしたことをフランス通信(AFP)に話した。
2010年にメラを監視する指令は発動してなかったのか?どうして危険な人を2011年11月14日の調書時に過小評価してしまったのか?DCRIはメラを自由に放任してしまい連続殺人事件を可能にしてしまった責任があるのではないか?興味深い仮説としては、このメラ事件のテレビ報道は大々的でありフランス国営放送A2などでも仏大統領選挙と平行して行われていた。
3人のパラシュート部隊員を殺害しユダヤ人学校を襲って殺害をした後に、DCRIに自宅に篭もっている所をメラ青年は3月22日に射殺された。彼はイスラム主義のアラブ人であった。これを大々的に騒いだメディアとは何か?そこに仏大統領選挙での右派系投票者の同情と怨念の意識が投影されることを目論んでいたとも考えられるのではないか?これから解明されなければならない不透明な部分が多い事件である。
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