国際人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルは2日、「どのようなコートジボワールの政治家であっても人権や暴力の犯罪遂行をそそのかすべきではない」そして「そのような教唆の行動をしたものは国際犯罪裁判所(C P I )で裁かれることになるだろう」と発表した。西アフリカ諸国経済共同体(CEDEAO)によるコートジボワールへの仲介交渉に関しては人権擁護の重要なことを強調し「CEDEAOは国連軍への襲撃に抗議し、平和維持軍に人権擁護と監視の使命という総ての安全を導く勢力を要求すべきだ」と発言した。
2010年11月28日の大統領選挙依頼コートジボワールではロラン・バグボ前大統領とアラサン・ワタラ元首相が互いの勝利を譲らず2人の大統領が存在する困難な状況になっていた。
12月28日に首都アビジャンのバンコ湾西岸のヨプゴン地区で国連軍が襲撃されバングラデシュ兵が斧で腕を負傷させられた。またアムネスティ・インターナショナルでは最近のコートジボワールでの国連軍への暴力の申し立てにも同様に関心をもっていると発言している。
12月28日のヨプゴン地区での事件に関してはバグボ前大統領側では国連軍が群集に向けて銃を撃って2人の市民が負傷したと訴えていた。始めは拒否していた国連側はこれを29日に認めている。
国連や国際社会、そして西アフリカ諸国経済共同体(CEDEAO)によるコートジボワールなどの問題解決への仲介交渉が平和裏に行われることを望んでいる。しかし軍隊の武力に訴えてでもバグボを追い払おうとする意見が主流になっていることで新たな紛争の惹起が予想され人権が犯される危険が増大している。
国連や国際社会、そして西アフリカ諸国経済共同体(CEDEAO)によるコートジボワールなどの問題解決への仲介交渉が平和裏に行われることを望んでいる。しかし軍隊の武力に訴えてでもバグボを追い払おうとする意見が主流になっていることで新たな紛争の惹起が予想され人権が犯される危険が増大している。