2011年2月21日月曜日

ブルターニュの「緑の海草の殺人ガス」は拝金主義の農薬使いすぎが原因 仏自然環境団体がキャンペーン

ブルターニュの「緑の海草」が殺人ガスを発生させて危険だとうったえるフランス自然環境(FNE)団体のキャンペーン広告が話題になっている。FNEでは「緑の海草」増殖の原因は集約農業と農薬の使いすぎを支える金銭至上主義が真の原因だと見ている。2月18日、サルコジ大統領はこのキャンペーンを「的外れなもの」と決め付けた。20日、ノエル・マメール(エイコジスト・ベーグル市長)氏は
、FNEのキャンペーンは真実の警告であるとラジオで擁護している。

遺伝子変換農作物(OGM)や農薬使用に反対のキャンペーン広告に対して、農家だけでなくブルターニュの観光業者からも批判があがっている。

これに対して、ノエル・マメール氏はこのキャンペーンがフランス農業の真実であり現実であると発表。農業圧力団体による嘘を暴くキャンペーンであるとも見ているといっている。また今日行われている生産主義のやり方、つまり農業圧力団対のやり方では健康と安全の農業が危険に晒されることになるといっている。


ブルノ・メール濃相はFNEのキャンペーンはスキャンダルであって受け入れられないものだと発言していた。

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