2011年6月1日水曜日

トゥールで警察の小型トラックが小学生23人に衝突

5月30日15時ごろにフランスのトゥール南部10キロほどのジュエ・レ・トゥールの町で、ロンポワン式交差点で警察の小型トラックが回りきれずに23人の小学生児童と2日の大人に追突し8歳の少女1人が死亡した。2人が重症で瀕死の状態だ。10人が軽傷を負った。引率の教師と6人の生徒らは無事だった。



子供たちは体育の時間で近くのラクビー場へ向かう途中だった。(フランスの小中学校には田舎でも日本のような運動場はほとんどないのが一般的だ)

小型トラックを運転していた警察は車のコントロールが効かなくなったといっているが、それ以上の説明はされてないという。

司法官によると麻薬やアルコール使用の形跡はなにも発見されなかったという。

の検事は殺人か過失致死かを調査することになった。

ゲラン内務大臣(前大統領官邸書記総監)は31日に現地に赴き犠牲者の家族に会って警察の謝罪をした。知っていることは何も隠さずに調査は絶対に明確にすると発言している。(なにかを隠すことが疑われているのであろうか?)ゲラン氏はトゥール検事の司法調査の補完として大統領に行政調査を要求し30日から開始されたといっている。

(参考記事)
Ce que l'on sait du drame de Joué-les-Tours - L'EXPRESS: "Joué-les-Tours"