6月16日、アルカイダの新首領にウサマ・ベン・ラデンの片腕と言われ副首領でもあったエジプト人のアイマン・アル・ザワヒリが就任したことがイスラム教徒系サイトで発表されていた。6月8日に発表された米の情報局サイトによるとアイマン・アル・ザワヒリが西欧諸国と闘う聖戦を継承するといっている。そこでは「我々は聖戦を続けなければならない。イスラムの地から侵略者を排除するために」とウサマ・ベン・ラデンの追悼演説でイスラム諸国に向かってザワヒリは発言していた。
ラジオフランス・アンフォ(France Info)やロマンディ紙が伝えた。5月初旬にベン・ラデンはパキスタン北部で米特殊部隊に殺害されていた。この情報はドバイの米国寄りの放送局アル・アラビア(AL-Arabia)が確認している。
ザワヒリはベン・ラデン死後に臨時の首領となってアルカイダの指揮をとっていたといわれている。年齢は推定で50歳ぐらいと想定されていて、ムアマッド・イブライム・マカウィイの名前でも知られている。