2011年6月25日土曜日

アフガニスタン爆弾テロで60人死亡=カルザイ大統領の「テロ対戦演説」直後

6月25日朝、アフガニスタンのカブール南部40キロにあるロガールの町の病院で自動車に仕掛けられた爆弾で60人ほどが死亡し120人ほどが負傷したと発表された。テロ事件はアフガニスタンのハミド・カルザイ大統領が国際会議でテロリストへの戦いを強調する演説の直後に突発した。6月22日のオバマ米大統領の米軍撤退宣言のあとの混乱となった。

ラジオ-カナダによると、カルザイ大統領はそこで「わが国の平和の安定が脅かされている。(・・・)この地域のすべての諸国はテロリストと戦わなければならない」と話した。カルザイはすべてが好転するためには対話と平和への希求が必要なことも訴えてはいた。

現在破壊した建物からの救助作業がおこなわれていて今後犠牲者の数は増える模様。

この地方ではタリバンの襲撃は日常的で政府は責任を回避していて、むしろタリバンの激しい襲撃を批判している。


6月22日、オバマ米大統領はアフガニスタン戦争の終結の初めとして米軍33000人を今から2012年の夏までに退却させると宣言し、アフガニスタン政府への安全の中継をするとし、米国はアフガニスタンから10000人の軍人を2011年の7月から12月にかけて退却させると宣言した。今から2012年の夏までには米兵33000人が家に帰ることになるといっている。
11/06/25/20:54

(参考記事)

Afghanistan : Soixante morts dans un attentat contre un hôpital en Afghanistan | International | Radio-Canada.ca