2011年9月25日日曜日

シリアで「親アサド」市民が「内政干渉?」訴えて仏大使に投石



http://www.youtube.com/watch?v=L2B0MD7UFT8
http://youtu.be/L2B0MD7UFT8
 17日朝、仏大使はギリシャ正教大司教のイグナス4世とダマスの古い地区にあるキリスト教区で会見した後に、アサド政権寄りの青年や婦人から卵や石を投げつけられて2台の車で逃げ帰ったという。エリック・シェバリエ仏大使へのフランス通信(AFP)による尋問で投石があったことを同大使は確認し話している。仏大使へのアサド体制支持派による投石事件はフランスの内政干渉に抗議したものらしい。

左派系新聞リベラション紙などによると、7月初めにアサド体制に反対した大きな抗議デモがあった中部のハマを、仏と米大使館が7月8日に別々に訪れることで、アサド体制側は相当に苛立ったとしている。
9月13日にはアサドの軍隊による拷問でギヤス・マター(Ghiyathe Matar)氏が死亡した後で、シェバリエ(Eric Chevallier)仏大使は米国大使とともにダマス郊外のダラヤの学校を弔問した。

  14日アラン・ジュッペ外相(前防衛相)はシリア政府軍の弾圧が学校の子供に及ぼされていると批判し、市民戦争の可能性を髣髴させている。

  15日にはフランス大使はダマス郊外の4つの学校を訪問し高校生のデモが鎮圧されたことに対し大きな心配をしていると話している。


Treize civils tués en Syrie, l'ambassadeur de France agressé