2011年9月15日木曜日

カラチ仏人殺害、影の男タキエディンがサルコジ側近として仲介料疑惑

  影の男といわれるレ バノン人ジアド・タキエディン(Ziad Takieddine)61歳は億万長者でカラチへのアゴスタ潜水艦とサウジアラビアへのフェリーゲート艦船の売り込み仲介手数料をレトロコミッションとして違法に仏国税の還流したものを、1995年のエドガーバラデュー元首相の大統領選挙資金に使用されたとされている。

 カラチの仏造船局に働いていたフランス人が殺害されたが遺族のオリビエ・モリス弁護士はもうすぐ政治家が暴かれることになるといっている。タキエディン氏は現在は司法監督下に置かれていてフランス国外へ出ることが9月14日に禁止されている。

 タキエディン氏は当時バラデュー首相の大統領選挙運営の中心者で、財務相としてアゴスタ潜水艦などの契約に署名をしたサルコジ大統領の側近である。タキエディン氏の友人にはコッペ国民運動連合(UMP)議長やブリス・オートフー元内相がいてタキエディン別荘に招待されてバカンスを過ごした写真がインターネット新聞のメディアパーが暴露している。