2011年10月26日水曜日

マグレブ諸国のアルカイダ系サラウィ派が アルジェリアで欧州人3人を誘拐

23日、アルジェリアの西部のタンドウフ(Tindouf)近くの(Hassi Rabuni)で3人のヨーロッパ人がマグレブ諸国のアルカイダ(Aqmi)に誘拐されたとマリの秘密情報局からフランス通信(AFP)に24日に連絡があった。誘拐されたのはスペイン人の男性と女性、イタリア人女性の3人で、Aqmi系列のサハラ砂漠に住むサラウィ派(Sahraoui)の犯行とみられている。

西サハラの独立を求めて闘うポリサリオ戦線はアルジェリアに支持されてモロッコの南の国境地区で闘っていて、ここの北東部はタンドウフに近い。誘拐犯のAqmiはマリからやってきてここで彼らをさらった。

Aqmiはマリ領内の北部に基地をもっていて広大な砂漠での基本的にヨーロッパ人の誘拐と襲撃テロを組織している。

Aqmiからの誘拐の犯行宣言は、ニジェール北部のアルリット(Arlit)でフランス人のアレバ社従業員がウラニューム採掘場から誘拐された2010年9月15日が最後になっていて、今回の犯行は宣言がされあてない。