フランス原子力産業のリーダーであるアレバ社はポスト福島で全面的な活動の再編成の方向にあって、ドイツの2つの工場を封鎖して従業員1300人を解雇することになるだろうと欧州最高発行部数を誇るドイツの週刊紙デア・シュピーゲル誌が20日に報道した。ドイツが原発基地廃止を2030年に目標にしているためにアレバ社の再編成は避けられないと見られている。しかし、フランス通信(AFP)がアレバに糾したところでは「その報道は根拠のないも」ので、「戦略的な計画は12月中旬にパリで発表されるだろう」といっているという。
フランス・ソワール紙によるとドイツのアレバ子会社の社長の辞職は事業再編成によるものだと発表されていて解雇は12月13日に発表されるのではないかと情報源は示さずにデア・シュピーゲル誌が報道しているといっている。
さらに同誌はエルランジェンにあるドイツの中心的なアレバの基地の20%の従業員5700人も解雇が予定されていて、他の2つの基地では完全に封鎖されるという。
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